なぜ“鳶(とび)職”と呼ばれるのか? ― 名前に込められた意味と、足場・建設現場を支える職人の仕事 ―

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皆さんこんにちは。福岡県福岡市を拠点に、足場工事・土工事・コンクリート打設工事を手掛ける株式会社英(はなぶさ)です。


今回のブログのテーマは・・・・『鳶』の名前の由来についてです。



高所で働く「鳶職人」──空の上で建設を支える仕事


足場の上で軽々と動く鳶(とび)職人。

建設現場で見かけるその姿は、まるで空を舞う鳥のよう。

実は「鳶」という名前には、江戸時代から続く由来と“職人の誇り” が込められています。


この記事では、鳶という言葉の由来と、

現代の鳶職が担う「建設現場の要(かなめ)」としての役割を紹介します。



鳶の由来は「火消し」と「鳶口(とびぐち)」から


「鳶職」という言葉のルーツは、江戸時代の火消し職人にあります。

当時の火消しは、火事の際に屋根の上へ登り、火を消したり建物を壊したりする役目を担っていました。

その姿が、空を舞う“トビ(鳥)”のようだったことから「鳶」と呼ばれるようになったと言われています。


また、火消しが使っていた**鳶口(とびぐち)**という長い棒の先に鉤が付いた道具の名前も由来の一つ。

この道具を巧みに使いこなす職人たちを「鳶職」と呼んだとも言われます。


🔥 高い場所で作業する → 鳥のように舞う姿 → 鳶

🪶 鳶口という道具 → 火消し職人の象徴 → 鳶職

どちらも、“高所で人や建物を守る”という誇りの象徴でした。



現代の鳶職は「建設現場の土台」をつくる仕事


時代が変わった今も、鳶職は建設のスタートを支える重要な仕事です。

建設作業員や他職種の職人が安全に作業できるのは、鳶職人が足場を組み立ててくれているからです。


現代の鳶職には、主に以下のような種類があります👇


  • 足場鳶:建物の外壁や構造体のまわりに足場を組み、作業員が安全に作業できるよう支える仕事。
  • 鉄骨鳶:鉄骨を組み上げ、建物の骨組みをつくる。高所作業が多く、正確さと度胸が必要。
  • 重量鳶:工場やビルに大型機械を設置する専門職。クレーンとの連携が重要。
  • 橋梁・プラント鳶:橋やプラント施設など特殊構造物の組立・解体を行う。高所でのチーム作業が中心。


鳶職人の仕事は、建設現場の「最初」と「最後」に関わる仕事。

足場を組み、現場を整え、最後に足場を解体する。

まさに“現場を支える縁の下の力持ち”です。



鳶”という名前に込められた意味


鳶職人の仕事は、ただ「高いところで作業する」だけではありません。

鳶には、「人の安全を守る」「現場を整える」「建物の未来をつくる」──

そんな誇りと責任が込められています。


職人たちの間でよく言われる言葉があります。


「地を支えるのは土工、空を支えるのは鳶」


この言葉の通り、鳶職は空をつくる仕事。

足場を組む技術だけでなく、チームワーク・判断力・経験が求められる“建設職人の花形”です。




鳶職は「空の職人」

建設の第一線で働く誇り


「鳶」という名前には、

空を舞う鳥のように高く、勇敢に、誇りを持って働くという意味があります。


足場を組み、建設現場を支える。

それが現代の鳶職人の役割であり、街づくりを支える使命です。


福岡で足場・鳶職を目指すなら、まずは現場を知ることから。

未経験でも一から学べる環境、仲間と支え合える現場があれば、

誰でも“空の職人”を目指せます。



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